レーザーの安全性

適切な使用に関する詳細

本装置は、オフィス、研究室、工場または軽度の製造環境でのレーザー材料加工(切断、マーキングおよび彫刻)用に設計されています。オプションのクラス4変換モジュールを使用する場合を除き、加工する素材はシステム内に完全に収容して適切に操作(クラス1レーザー機器)する必要があります。

適切な-使用

警告:本デバイスは、米国食品医薬品局(FDA)またはその他同様の政府機関の承認、検査、または認証を必要とする医療用途、手術用途、医療機器製造、またはそれらに類似する手順またはプロセスでの使用を目的として設計、試験、意図、または認可されていません。

一般的な安全性

本マニュアルに記載されている以外の方法で装置を使用した場合、または記載されている操作手順および安全ガイドラインに従わない場合は、人身事故につながり、加工機や周辺の物品が損害を受ける可能性があります。ご不明な点がありましたら、ユニバーサルのファクトリーサポートチームまでご連絡ください。電話:1(480)609-0297(米国)、+43 1 402 22 50-28(オーストリア)、(045)224-2279(日本)またはEメール:support@ulsinc.com

一般的な-安全-1

レーザー材料加工ビームへの暴露は、皮膚の火傷や重度の目の傷害を引き起こす可能性があります。本システムを適切に使用し管理することは、安全な操作に不可欠です。本書に記載されている以外の制御や調整、または手順の実行をおこなうと、危険なレーザー放射にさらされる可能性があります。

オプションのクラス4変換モジュールの使用の際は、クラス4コントロールパネルのビームインジケータが点灯している時は、適切な保護メガネを常に着用しなければなりません。

保護メガネは、使用される加工用レーザーの全波長(10.6ミクロン、9.3ミクロン、および/または1.06ミクロン)を保護する、使用上の適切な認証を受けたもので、少なくとも光学密度5+以上でなければなりません。適切な保護メガネの必要条件が不明な場合は、クラス4変換モジュールを設置した状態でレーザーシステムを操作しないでください。そして資格のあるレーザー安全担当者に相談するか、ユニバーサルのファクトリサポートチームに詳細をお問い合わせください。

一般的な-安全-2

すべての切断、マーキング、彫刻加工を継続的に監督している状態でなければ、決してレーザーシステムを操作しないでください。レーザービームに曝されると、可燃性材料が発火し、火災の原因となる場合があります。適切にメンテナンスされた消火器を常に手元に保管してください。

ネットワークを介したシステムへのリモート接続の場合も、切断、マーキング、および彫刻加工を絶え間なく監督しなければならないことには変わりありません。

一般的な-安全-3

加工後にレーザーシステム内に材料を放置しないでください。使用後は、スクラップ材料を含むすべての材料を必ず装置から取り除いてください。取り外し可能なフロースルー切断テーブルで集められた材料も含め、レーザーシステムに残されたスクラップ材料は火災の危険を伴う可能性があります。処理後は材料が高温になることがあるので、加工直後に材料を取り扱う場合は注意が必要です。適切にメンテナンスされた消火器を常に手元に保管してください。

一般的な-安全-4

手でレーザーシステムを移動または持ち上げないでください。レーザーシステムを移動するときは、フォークリフトやその他の機械的サポートをご使用になることをお勧めします。装置の移動方法が不明な場合は、専門の装置会社または次のユニバーサルのファクトリーサポートチームにご相談ください。電話:1(480)609-0297(米国)、+43 1 402 22 50-28(オーストリア)、(045)224-2270(日本)またはEメール:support@ulsinc.com

一般的な-安全-5

レーザーシステムを操作するときは、適切に構成、設置、維持、そして動作可能な微粒子および煙排出システムが必須です。レーザー材料加工からの蒸気や煙は、レーザーシステムから排出され、フィルター処理または外部に排気しなければなりません。

材料によっては、レーザー彫刻、マーキング、および切断の際、有毒で腐食性のある蒸気を発生するものもあります。加工する各材料の製造元から、物質安全データシート(MSDS)を入手してください。MSDSは、特定の材料の取り扱い、加工の際の危険性を開示しています。錆、メタルエッチング、ピッチング、塗料剥離など、レーザーシステムの化学的劣化の原因となる材料の加工は一切やめてください。腐食性の煙霧によるレーザーシステムの損傷は、一切保証の対象にはなりません。

一般的な-安全-6

危険なレベルの電圧が本システムの電子機器のエンクロージャ内に存在します。通常操作中は、これらの区域(警告ラベルでマーキングされている)へ接近する必要はありません。何らかの理由でこれらのエンクロージャーのひとつを開ける必要が生じた場合は、まず電源コードを電源から外す必要があります。電気コードからアース線を除去すること、およびシステムのプラグをアースされていないコンセントに差し込むことは絶対にしないで下さい。適切にアースされていないレーザーシステムは危険で、かつ重度または致命的な感電を引き起こす可能性があります。接地が適切でないと、レーザーシステムが散発的または予測不可能な動作を示すことがあります。システムは、常時適切に接地(アース)されたコンセントに接続してください。

電源コードは主遮断装置です。装置は、容易にアクセスできる電源コンセントの近くに設置する必要があります。機器を主電源から遮断するには、電源コードを電源コンセントから外すか、ユニットの主電源インレット(アタッチメントカプラー)から外してください。レーザーシステムはクラスI、グループA、プラグ差し込み装置として設計されています。また、IT電源システム接続用にも設計されています。

装置は、Zmax =0.049Ω以下のインピーダンスのAC電源に接続しなければなりません。エンドユーザーは、EN 61000-3-11:2000 Annex B準拠のAC線インピーダンス要件が満たされていることを確認するために、電源供給の当局に相談する必要があります。

本装置は、21 CFR 1040.10および1040.11に基づくCDRH性能要件に準拠し、EN60825-1に基づく欧州のレーザー安全規制に準拠するように特別に設計されています。CDRH(医療機器・発光線保健センター)は米国食品医薬品局(FDA)の発光線医療機器部門のセンターです。ユニバーサルレーザシステムズで規定されている以外の使用に対しては、適合性や安全性の保証はありません。

CO2レーザーの安全性

XLSは、赤外スペクトルで10.6および9.3ミクロンの波長を持ち、目に見えない強烈なレーザー発光を発生する封じ切り型炭酸ガス(CO2) レーザー光源をサポートするように設計されています。レーザー光源は、CO2レーザービームを完全に封じ込めるように設計されたクラス1筺体に収納されています。

適切な-使用

警告:本書に明記されている以外の制御や調整、または手順の実行をおこなうと、危険なレベルの不可視レーザー放射にさらされる可能性があります。

  • 覗き窓はCO2レーザーからの10.6および9.3ミクロンのレーザー発光の透過をブロックするために、ラミネートされた保護ガラスを採用しており、レーザー加工を安全に観察することができます。覗き窓は、10.6および9.3ミクロンのレーザー発光に対して光学密度5+になっています。ビューポートが破損していたり、ドアが取り外されたままだったり、安全インターロックが破損しているというような場合は、レーザーシステムを操作しないでください。
  • レーザー彫刻、マーキングおよび切断中に発生する強烈な光は、素材の燃焼または気化によるものです。この強い発光を長時間凝視したり、双眼鏡や顕微鏡のような光学機器を使用して直接見ることは決してしないでください。
  • この装置には、赤色レーザーポインター(クラス2)が装備されており、素材の切断、マーキングまたは彫刻の位置決めに役立ちます。赤色のレーザービームを直接見たり、反射表面を使って光路を変えたり、反射させて見るようなことは決してしないでください。双眼鏡や顕微鏡などの光学機器を使用して赤色レーザービームを決して見ないでください。
  • アクセスドアは安全インターロックがかかっており、ドアが開いているときはCO2レーザービームが発振しないようになっています。赤色レーザーポインターには安全インターロックはついていません。ドアが開いていても閉まっていても自動的に作動します。
  • 安全機能が変更、無効、または取り外されている場合、決してレーザーシステムを操作しないでください。目に見えないCO2レーザー発光に予期せず曝されてしまうことにつながり、重度の眼の損傷や皮膚の火傷、またはその両方を引き起こす可能性があります。
  • レーザーシステムを操作するときは常時注意してください。

CO2ファイバーレーザーの安全性(多波長レーザーシステム)

PLS6MWおよびXLS10MWHレーザーシステムは、密封型炭酸ガス(CO22)レーザーとファイバーレーザー光源の両方をサポートするように設計されています。CO2レーザーは、赤外スペクトルの波長10.6および9.3ミクロンの強烈で目に見えないレーザ発光を発生し、ファイバーレーザー光源は、波長1.06ミクロンの強烈な目に見えないレーザ発光を発生します。お客様の保護のために、レーザー光源は、CO2レーザービームとファイバーレーザービームの両方を完全に封じ込めるように設計されたクラス1筺体に収容されています。

適切な-使用

警告:本書に明記されている以外の制御や調整、または手順の実行をおこなうと、危険なレベルの不可視レーザー放射にさらされる可能性があります。

  • ファイバーレーザーの発光を直視すると、特に目に損傷を与えます。PLS6MWおよびXLS10MWHレーザーシステムでは、ファイバーレーザーからの1.06ミクロンのレーザー発光に対して5+の光学密度を持つ薄い緑色が着いたガラスと、CO2レーザーからの10.6ミクロンと9.3ミクロンのレーザ発光をブロックするラミネートされた安全ガラスを使用した覗き窓を採用しています。この覗き窓は、CO2とファイバーレーザー発光の両方の透過をブロックし、レーザー加工を安全に観察することができます。ビューポートが破損している場合、ドアが取り外されているまたは安全インターロックが破損しているというような場合は、レーザーシステムを操作しないでください。
  • レーザー彫刻、マーキングあるいは切断加工中の強烈な発光は、素材の燃焼または気化により発生します。この強い発光を長時間凝視したり、双眼鏡や顕微鏡のような光学機器を使用して直接見ることは決してしないでください
  • この装置には、赤色レーザーポインター(クラス2)が装備されており、素材の切断、マーキングまたは彫刻の位置決めに役立ちます。赤色のレーザービームを直接見たり、反射表面を使って光路を変えたり、反射させて見るようなことは決してしないでください。双眼鏡や顕微鏡などの光学機器を使用して赤色レーザービームを決して見ないでください。
  • アクセスドアは安全インターロックがかかっており、ドアが開いているときはCO2レーザーまたはファイバーレーザービームが発振しないようになっています。赤色レーザーポインターには安全インターロックはついていません。ドアが開いていても閉まっていても自動的に作動します。
  • 安全機能が変更、無効、または削除されている場合は、決してレーザーシステムを操作しないでください。目に見えないCO2レーザー発光に予期せず曝されてしまうことにつながり、重度の眼の損傷や皮膚の火傷、またはその両方を引き起こす可能性があります。
  • レーザーシステムを操作するときは常時注意してください。

クラス4変換モジュール使用時のレーザーの安全性

一般的な-安全-1

レーザー材料加工ビームへの暴露は、皮膚の火傷や重度の目の傷害を引き起こす可能性があります。本システムを適切に使用し管理することは、安全な操作に不可欠です。本書に明記されている以外の制御もしくは調整の使用、または手順の実行を行うと、危険なレーザー放射にさらされる可能性があります。

オプションのクラス4変換モジュールを使用する時は、クラス4コントロールパネルのビームインジケータが点灯している間は、常に適切な保護メガネを着用する必要があります。保護メガネは、使用される加工用レーザーの全波長(10.6ミクロン、9.3ミクロン、および1.06ミクロン)を保護する、使用上の適切な認証を受けたもので、少なくとも光学密度5+以上でなければなりません。適切な保護メガネの必要条件が不明な場合は、クラス4変換モジュールを設置した状態でレーザーシステムを操作しないでください。そして資格のあるレーザー安全担当者に相談するか、ユニバーサルのファクトリサポートチームにお問い合わせください。電話:1(480)609-0297(米国)、+43 1 402 22 50-28(オーストリア)、(045)224-2270(日本)またはEメール:support@ulsinc.com

ユニバーサルのレーザー切断、彫刻およびマーキング機には、ユニットの両側にインターロック付のアクセスパネルが装備されています。  オプションのクラス4変換モジュールを使用すると、サイドパネルを開いた状態のままレーザーシステムを操作できるようになります。この装置は、レーザーシステムのサイドパネルにある安全インターロックをバイパスします。このオプション装置が設置されると、保護システムのハウジングは、レーザー光源が発生する赤外線レーザー発光を完全に封じ込めないようになるので、暴露の可能性が生じます。このオプション装備を使用することで、レーザーシステムは通常使用におけるすべての条件で安全に使用できるクラス1から、危険を生じる可能性があるとされるクラス4へと安全の関する分類が再定義されます。さらに、システムハウジングは、内部で発火が起こっても炎や副産物を封じ込めません。また、クラス4変換モジュールが装備されたシステムのハウジングから漏れた赤外線レーザー発光によって、すぐそばまたは遠方にある可燃性のものが損傷または発火する可能性があることも留意してください。

クラス4レーザーシステムを操作する際は、国内外の法律および規定で定められている多くの安全対策義務に準拠しなければなりません。オプションのクラス4変換モジュール組み込みにつき、次の安全対策が製造元から提供されます。

  • リモートインターロック接続 - レーザーシステムのインターロック回路に遠隔接続して、レーザーを無効にするリモートスイッチの接続が可能になります。この機能は、インターロックスイッチをレーザーシステムの操作に指定された部屋のドアに接続し、ドアが開いているときはレーザーが自動停止するように接続できます。
  • キーコントロール:レーザーの不正操作を防止するための取り外し可能なキー。
  • レーザー発光警告装置:レーザー発光できる状態であることを示す警告灯。
  • 減衰機:レーザー発光の放出をブロックする機械装置。この装置は手動で動作するシャッターのような形式です。
  • クラス4警告ラベル:レーザーシステムがクラス4に分類されていることを示すクラス4警告ラベル。 

クラス4変換モジュールを装備したレーザーシステムに接続されている適切に設置された外部排気系に加え、レーザーシステムは継続的に換気されている場所でのみ動作しなければなりません。オプションのクラス4変換モジュールが取り付けられている場合、特定の操作に関する安全対策はレーザーシステム所有者の責任です。これらの安全対策は、アメリカ合衆国の連邦法および州法に基づくクラス4レーザーシステムの操作に対して義務となっており、ほとんどのその他諸外国でも同様です。

これら安全対策の多くは、レーザを安全に使用するための、ANSI規格Z136.1レーザー使用に関する安全のための米国標準規格、あるいはほとんどの諸外国でも欧州規格EN 60825-1のような同等規格がありその中で概説されています。例えば、独国の事業者の賠償責任協会によるレーザービームの規格BGV B2のような、その他の安全対策が州や地方自治体によって課せられる場合もあります。クラス4レーザーシステムの所有者として必要とされる最も一般的な安全要件の概要を以下に示します。

  • クラス4レーザーシステムを操作する施設では、レーザーの危険を監視し、コントロールすることを実行する権限と責任を持つレーザー安全担当者(LSO)を任命しなければなりません。LSOは、レーザーの安全性に関する訓練を受け、法律で定められたすべての安全対策を認識してなければなりません。このトレーニングは様々な方式で受けることができます。。このトレーニングの供給元として認められているのは、米国レーザー協会 (www.laserinstitute.org)、雇用者保険負債団体(Employer’s Insurance Liability Associations) 、または所有者の国や地域内のレーザー安全組合です。
  • クラス4レーザーシステムの所有者は、クラス4レーザーシステムが稼働する制限管理エリアの確保とコントロールの責任を負います。管理エリアは、クラス4レーザーシステムから漏れる可能性のあるレーザー発光を完全に封じ込めるように設計されており、許可されていない人物がそのエリアに入るのことを防止します。
  • LSOは、クラス4レーザーシステムの運用、保守、または保守を行う許可された人全員の任命とトレーニングの責任を負います。また、認定されていない人員にクラス4レーザーシステムへのアクセスを知らせ、制限する措置を講じることはLSOの責務です。
  • クラス4レーザーシステムの所有者は、クラス4レーザーシステムの操作、保守または点検に必要な特別に設計された眼鏡、保護具、衣服などの保護装備を選び、すべての許可された人員に提供する責任があります。さらに、所有者は、未成年は絶対にレーザーを操作しないということを確実にしてください。レーザーが使用されている場合、ミラー、レンズ、およびその他の反射材が固定され、コントロールされている方式でのみ移動することを確認しなければなりません。
  • LSOはすべての安全対策を定期検査する義務があります。これには、認定人員の定期的な再トレーニング、全ての特殊眼鏡および衣類の定期的な点検(必要に応じて交換)、クラス4レーザーシステムを操作する管理エリアを取り囲む、すべての安全対策の定期点検が含まれます。LSOは、コンプライアンスを証明するために必要な記録を保管することが求められることがあります。
  • LSOは、クラス4レーザーシステムを操作する許可をされたすべての人員の定期的な医療調査を実施する義務があります。たとえば、これには義務となる年一回の眼の検査が含まれますが、これだけではありません。
  • クラス4レーザーシステムは、展示会や見本市では絶対に使用しないでください。

この一覧はすべてを網羅したものではありません。その他の義務的な安全対策が適用される可能性があり、州また国ごとによって異なります。すべての関連規定の特定および順守に関しては、クラス4システムの所有者およびそれが動作する施設の所有者の責任です。例えば、一部の州では、クラス4レーザーシステムを使用する人員は、州の発光規制機関に登録し、年会費を支払い、毎年の検査に従わなければなりません。不履行の場合は、罰則が科せられることもあります。米国労働安全衛生局(OSHA)は、職場でのレーザーの安全使用に関する規則も承認しています。LSOは、法律で定められたすべての規則および規定を遵守しなければなりません。繰り返しますが、クラス4レーザーシステムの操作に関連する安全対策は、米国では連邦法および州法の下、その他ほとんどの諸外国でも義務付けられています。オペレーターまたは所有者がクラス4レーザーシステムの安全な操作に必要なすべての安全対策を遵守できない、または遵守しない場合は、オプションのクラス4レーザー変換モジュールは絶対に使用しないでください。

タンパープルーフ ラベル

ユニバーサルレーザシステムズのすべてのレーザー光源には、各種タンパープルーフラベルが装備されています。ユニバーサルのレーザー光源の内部には、現場でサービスできる部品は一切ありません。ユニバーサルのレーザー光源にサービスが必要な場合は、ファクトリーサポートチームまでお問い合わせください。電話:1(480)609-0297(米国)、+43 1 402 22 50-28(オーストリア)、(045)224-2270(日本)またはEメール:support@ulsinc.com

超過温度センサー付火災鎮圧機能

XLSプラットフォームでは、 火災鎮圧がありますが、すべてのレーザー切断、マーキングおよび彫刻プロセスの常時監視の必要性をなくすものではありません。

火災鎮圧オプションは人命の安全に対しては認定されていません。これは、不適切な設定やオペレーターが継続した監視から離れたり、またはその両方によって生じる、レーザー加工中素材が自立した燃焼を起こすことによるレーザー加工システムの損傷を低減または排除することを目的としています。地方自治体または国内の法律および規制の必要性に応じて認定された消火装置の代替品としては作られていません。レーザーシステムに火災鎮圧オプションを追加してあったとしても、素材の加工中にはオペレーターが立ち合い、目に見える範囲内にいなければなりません。

安全ラベル

CDRHおよびCEの規定では、すべてのレーザー製造業会社は機器全体に渡り特定場所に警告ラベルを貼ることが課せられています。いかなる理由であっても、これらのラベルを取り外さないでください。何らかの理由でラベルが損傷を受けた、または取り外された場合は、レーザーシステムを操作せずに、直ちにユニバーサルのサポートチームに連絡してください。電話:(480) 609-0297(米国)、+43 1 402 22 50-28(オーストリア)、(045)224-2270(日本)またはEメール:support@ulsinc.com すべてのユニバーサルのレーザー光源およびシステムには安全ラベルを貼ることが義務付けられています。以下は、XLSプラットフォームの例です。

安全-ラベル-1
XLS10 CO2レーザー光源ラベル
安全-ラベル-2
XLS10MWH™ファイバーレーザー光源ラベル
安全-ラベル-3
XLS10正面図ラベル
安全性-ラベル-4
XLS10背面図ラベル
安全-ラベル-5
XLS10プラットフォームの電気系エンクロージャー(右側)
安全-ラベル-6
XLS10圧縮エア発生装置
安全-ラベル-7
オプションのクラス4変換モジュールの各種ラベル

EU適合宣言

製品ID:すべてのユニバーサルのレーザーシステム

製造会社

ユニバーサルレーザシステムズ

16008 N. 81st St.

Scottsdale, AZ 85260

米国

正規代理拠点

Universal Laser Systems GmbH

Lerchenfelder Guertel 43

A-1160 Vienna

Austria

製造業者は、下記の機器が以下の基準に基づいた以下の指令に適合していることを宣言します。

2004/108/EEC(EMC Directive)

2006/95/EEC(低電圧指令)

2006/42 / EEC(機械指令)

2011/65 / EU(RoHS2指令)

2012/19 / EU(WEEE指令)

使用される基準

安全性

EN 60950:2002

EN 60825-1: 2014(クラス2)

EMC

EN 55024 2010(クラスA)

EN 55022:2010 (クラスA)

EN 61000-3-2: 2006 (クラスA)

EN 61000-3-3: 2008

EN 61000-4-2: 2008 (4kV CD, 8kV AD)

EN 61000-4-3: 2006 (3または10 V/m)

EN 61000-4-4: 2012 (1または2kVパワーライン)

EN 61000-4-5: 2014 (クラス3)

EN 61000-4-6: 2013 (3 または 10 Vrms)

EN 61000-4-8: 2009

EN 61000-4-11: 2004

注: これは適合宣言ではありません。この機器の輸入者が、適合宣言を提出します。

適切な-使用

警告:これはクラスA製品です。国内環境によっては、本製品は電波干渉を引き起こす可能性があります。その場合はユーザーは適切な処置を講ずる必要があるかもしれません。

FCCコンプライアンス

ユニバーサルのレーザー加工機はテストされ、電磁適合性(EMC: Electromagnetic Compatibility)に関する連邦通信委員会(FCC:Federal Communication Commission)の指令に準拠しています。これらの指令に従って、ユニバーサルはお客様に次の情報を提供する必要があります。

FCCコンプライアンス声明と警告(FCC Compliance Statement and Warnings)

この装置は、FCC規則第15条(FCC Rules Part 15.)に準拠しています。次の2つの条件に基づいて操作されます:

1. 当加工機は有害な干渉を引き起こすことはありません。

2.

当加工機は、望ましくない動作を引き起こす可能性のある干渉を含め、受け取った干渉に対応する必要があります。

本装置は、FCC規則パート15に記載されているクラスAデジタル装置の制限に適合していることが試験され確認されています。これらの制限は、加工機が商業環境で動作しているときに、有害な干渉から適切な保護を講じるように設計されています。本加工機は、無線周波エネルギーを生成、使用、発光する可能性があります。製造元の指示に従って設置および使用しない場合は、無線通信に有害な干渉を引き起こす可能性があります。当加工機を住宅地域で使用すると、有害な干渉を引き起こす可能性があります。その場合、ユーザーは、自分の費用で干渉に対応する必要があります。

ユーザーは、製造元が明示的に承認していない当加工機の変更または改造により、加工機の操作権限が失効する可能性があることに注意してください。

当加工機はタイプ・テストされており、シールドケーブルを使用してFCCパート15のコンピューティング デバイスの制限内で適合することが確認されています。確実にFCC規制に準拠するには、シールドされたケーブルを使用する必要があります。